自分で壁を作らない

中国情勢不安から発している世界株安の流れが続いています。
このような情勢から予想されていた米の9月利上げの観測が遠のいたとみてドルが売られている相場です。

このような状況の中で週末もエントリーしたのですが、前回の「トレードトーク(何の変哲もない)」で話したように今回もエントリーとしては何の変哲もないトレードでしたので詳細は割愛しますが、
チャート(ユーロドル)を見ればわかるように強烈な上昇トレンドでした。(※もちろんユーロ買いのエントリーです(笑))
いつも言っているようにこのような何も考えずに買っているだけで利益になるような相場といっても、勝つ人もいれば負ける人もいると思います。
そしてFXはその負ける人の損をいかに自分の利益にするかということを考える壮絶な心理戦だと思います。
なので、今回のようにどんどん利益が増えていくのを見ている自分がいる一方でポジションが損切りされていく他人がいると常に考えています。つまり、

「どうなれば、困る他人がいるか、その人数・大きさはどのくらいなのか」

を考えることが大切です。なので

「他人の損切りは自分にとって大チャンス」

ということになります。

今回の相場では上のような情勢が背景にはあるものの、例えば以前話した1.1200辺りの攻防があるという地点は強く上抜けしてきました。
この地点で損切りがあった建玉もかなり多いのは予想がついていました。
またこれだけの強い上昇であっても逆張りでエントリーしていくと考える人もいたと思います。
そのような他人の損が自分の利益になっていくのです。
またいつも言っていますが(笑)デイトレードのような短期トレードの場合はファンダメンタルがどうであっても結局トレンドについていくのが最も簡単です。
そのとき大切なことが

「いくら何でも・・・」

という壁を自分で作らないことです。つまり、今回のように強い上昇の中で「もう上がらないだろう」と自分で決めつけてしまうことは間違いです。
例えばある地点で異常なまでに上がっている(上がっているように見えた)チャートでも後からみればその何倍も上がっていたなんてことはいくらでもあります。
自分の予想なんてのは単なる予想で、結局常に正しいのは「相場」なので相場が上がっていたら素直に相場についていく、そして逆にいったら損切りをするだけです。
ま、誰かが難しいことを言ってトレードをしたとしても、誰かがとんでもないことを言ってトレードをしたとしても、最終的には利益が増えている人が正しいということなんですね。。
【ワンポイント】
トレードだけでなく壁は色々な場所にあります。
ほとんどの人が負けると言われているFXの中でひと握りの勝ち組になるためには人と(負け組)と同じことをしていたら勝てないということですね。。
検証(資金管理・バックテスト)も同じことが言えて個人差はあるかと思いますが他人(負け組)と同じ量の検証をしていたってそこを抜けることはできなくて他人に圧倒的な差をつける検証量が必要になってくるわけです。
もちろん、量だけでなく質も大切ですが、その量に対して自分に壁を作ってはいけないのだと思います。
どんなにその量が多くても「これで十分」ということはないということです。

今回は以上です。
PS.
以前こちらのブログで(※http://kmshimomura.com/?p=2882)で 「KMShimomura.com LAND-FXポイント制」という記事を公開しましたが、
現在のそのコンテンツ(メルマガよりも詳細な僕なりのエントリーの考え方・プライスアクション・MT4便利ツールetc・・・)を考案・作成中です。
トレード=ポイントとなるので、トレードをするごとにポイントが増えるという考え方を導入しました。
現時点ではまだコンテンツは公開していませんが、初回のトレードから全てのトレードがポイントとなるので今から少しずつ「ポイントを貯めておく」という考え方もできますので、もしよろしければご検討いただければと思います。
また、コンテンツとして「こんなものが欲しい」等の要望・質問があればご連絡いただければと思います。

「一日一回ポチっと応援」 よろしくお願いします。
http://kmshimomura.com/?p=2961

——————————————————————
KMShimomura.com LAND-FX キャンペーン中 !
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/kmfxlandfx/page_landfx.php

バックナンバー
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/
ブログ
http://kmshimomura.com

本メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。
Copyright 2015 kmshimomura
——————————————————————