教科書のような相場

中国に端を発した世界同時株安からの戻りが強いです。
どの通貨ペアでも取れそうなチャートだったのですが、ユーロドルでは鉄板、、、ということで今回はその中でも教科書のようなチャートだったドル円でのトレードを紹介します。

ドル円4時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150827USDJPYH4.png
中国情勢からの円暴騰で一時116円を切りそうな値から一気に戻りが入りました。

ドル円1時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150827USDJPYH1.png
綺麗に切り上げています。そして[1]は4時間足MA20をレジスタンスとしてそこから押しが入り緑の長方形の部分。

ドル円15分足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150827USDJPYM15_1.png
東京時間では[1]を抜けることができず、レンジ状態。(これも特徴ですね。。)
[2]まで押しが入ってロンドン時間入りで[2]をサポートとして上昇をみてエントリー(水色の矢印)。
僕が今まで勉強した多くの情報では

[1]を抜けた時点でエントリーする

といったようなものが多かったですが、確かにその場合は勝率は上がるかもしれませんが、利益は減ります。
結局どちらがいいか、ということではなく

「勝率と利益を天秤にかける」

ということになるのだろうと思います。
僕は高勝率を求める手法ではないので、今回はリスクを冒してここでエントリーしました。
結果的にはそこから上昇し、[3]の辺りで抵抗が見えて一旦決済。
そしてさらにニューヨーク時間入りで[4]のサポートをが見えてエントリー。
経済指標の後そこから急激に上昇しました。(水色の矢印)

そして[3]のラインを抜けてからの押しが見えた時点で決済。
ただ、これもニューヨーク時間の特徴で、強い押しが絶好の押し目買いのチャンスとなるのでその点を狙っていました。
そしてオプションカット23:00時で[5]のサポートが見えた時点で再エントリー。
次の水色の矢印辺りで抵抗が見えたところで決済。
その後も同時線に近いローソク足が見えていたので上昇時にさらにエントリーしようと待ち構えていたのですが、
時間も遅く睡魔に耐えきれなくなったので(笑)本日のトレードはここまで!ということになりました。
ただ、チャートを見れば結局さらに強く上昇していました・・・こういうもんですね。。。

今回は何度かの分割エントリー・決済等もありましたが、最終的には1000pips(MT4系)以上の利益でした。
また今回のチャートには下落トレンドからの転換時の動き、参加者の心理等、教科書通りの動きでした。
もちろん、そんな教科書通りの相場はそうあるものではなく、基本的にはここからの「応用」ということになるのだと思います。
そして、その自分の考えと反対の動きになったら損切る、、ということです。

【ワンポイント】
相場的には一時のパニック状態から冷静を取り戻しているようにも思えますが、依然中国情勢は不明瞭な段階です。
なので、まだまだ二番底が・・・ということも考えられます。
現在ボラが高く一気に資産を減らすという心配もあるかと思いますが、「FXはボラがあってなんぼ、、」というものなので現在状態はチャンスでもあります。
またこのようなある意味異常な相場も静観するのではなく積極的にリスクをとることで経験のひとつとなるということですね。。
(※エントリーしなくても最低でもしっかりとチャートを分析することは必要です。)

今回は以上です。
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PS.
以前こちらのブログで(※http://kmshimomura.com/?p=2882)で 「KMShimomura.com LAND-FXポイント制」という記事を公開しましたが、
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