僕のチャート画面

今回は僕のチャート画面を紹介したいと思います。
紹介というか、、本来チャート画面などは使う人それぞれだから自分が一番使いやすいようにすればいいと思うのですが、とりあえず僕はこんな考えでやっています、、っていうところをわかっていただければOKです。

画像はこちら。
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/03/chart_display.png

プラットフォームは以前紹介したMT4なのですが、まず、4時間足、1時間足、15分足のチャート全部で3枚画面に並べます。
3枚並べる意味はマルチタイムフレームで常に相場を俯瞰して見る、全体を捉えるために表示しています。
日足のチャートは表示していませんが、もちろん見ないというわけではありません。
ただ、15分足より小さい例えば5分足等は表示していないし、また見ません。理由があるのですが、これはまた後日ということで。。

それぞれのチャートに3本の移動平均線を追加します。

4時間足 20EMA,120EMA,200EMA
1時間足 20EMA,80EMA,200EMA
15分足 20EAM,80EMA,200EMA

EMAというのは最も単純な移動平均線に重みをつけた加重移動平均線に対して、さらに加重を指数関数的に現象させて平均化したもので、チャートの動きに対して単純移動平均線よりも反応が早くなります。(特にこんなことは覚えなくてもいいと思いますが。。)
それぞれのチャートの20EMAというのは「チャートをみる多くの人」参照する線で参照する人が多ければ多いほどその位置で「何か」が起きる可能性が高いということになります。
80EMA,120EMAというのはそれぞれ20EMAx4,20EMAx6,つまり15分足ならば1時間足の20EMA,1時間足ならば4時間足の20EMA,4時間足ならば日足の20EMAを表示しているということになります。
200EMAというのも「よく」使われる線です。
ただ、この数値というのも僕的にはそんなに厳密である必要はなく、また厳密に決めても意味がないと思っていてあくまでも全体的な流れを見るというレベルで使っています。

これら3つのEMA(長期線、中期線、短期線)の位置を見るだけで今の相場環境がだいたいわかります。
例えば
長期→中期→短期の順に綺麗に並んでいればトレンド状態
長期・中期・短期が大きくそれぞれ交差していればレンジ状態
長期・中期・短期が小さい幅でまとまってれば、ブレークの兆しがある・・・
など、もちろんこれだけではありませんが、様々なパターンでEMAはまさしく現在までのチャートの平均値を表しているので現在がどういう状況かということを認識することができるというわけです。

そしてあとはそのときに応じて「ライン」を引いてサポート・レジスタンスを見ます。
この画像ではEUR/USDだけですが、取引をする他の通貨ペアに関しても同様に表示しています。
MT4では時間足もWindowもすぐに切り替えることができるので複数のチャートを早く参照できて便利だと思っています。

その他の「難しいインディケータ等」は使っていません。
ただ、僕のブログを見ていただいた方はわかると思いますがインディケータ等がわからない・・・わけではなく少なくともEA・インディケータを自分で作成するくらいの知識は持っています。
そしてもちろん嫌になるほど様々なインディケータや分析・検証をした上で今のこの状態になっています。
今でも自動売買等のシステムの研究はしていますが、少なくとも利益を上げる「だけ」であればこのシンプルなチャートが一番だという結論になっています。
ま、それだけ分析しているのでシンプルなチャートを見ていても今このチャートにボリンジャーバンドをのせたらどんな形になっているかとか、RSIなら、MACDなら・・・ということはだいたい頭の中で浮かんでくるのですが。。。

ワンポイント
よく、「相場はシンプルだ」ということが言われますが、僕も「ある意味」そうだと思います。
ただ、シンプルだと(またシンプルにならざるを得ない)と理解するまでには途方もない紆余曲折があって、そこに至るまでには既に様々な知識(良くも悪くも)を吸収しているということだと思います。
だから、単に手法、聖杯を求めてインディケータを探すのもその紆余曲折の一部で多くの人が通る道ですが、そこから勝ち組に向かえる人はその「失敗」をとにかく人より早く繰り返し、すぐに吸収していける人だと思います。ただ、それを吸収しきれずにほとんどの人が「退場」していくのがFXですので、、、とにかく生き残りましょう!!

 

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