相場環境を認識する

エントリーをするにあたり、まず最初にすること、それは

相場環境を認識すること

です。簡単にいうと

上がりやすいのか、下がりやすいのか

を見極めることです。
たとえば以下のチャートを見てください。

http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/03/20150316.png

誰が見ても、上昇トレードですよね。。
「そんなことは見ればわかるだろ!!」と怒られそうですが、だったら、なぜ「誰でもわかる」場所でエントリーしないのか?
ということです。つまり、誰でもわかる場所でエントリーすればいいってことです。
もちろん、そのような場所でも上がるか下がるかということはわかりませんが、少なくとも「上がる」可能性の方が高い→優位性があるのです。
とにかくそのような場所を探すのです。「そんな相場はあまりない」というならば、エントリーしなければいいのです。
細かいことはありますが、簡単に考えると

トレード1回して60%の確率で勝つ = トレード5回して3回勝って2回負ける

ということなのです。トレードの数を増やせば増やすほど、FX相場の不確実性から単純に言えばリスクが増えるのです。
チャートについていろいろな指標を絡めて難しく感じる相場を「わからない」と言っている人はエントリーするべきではありませんよね。
以外と、難しいことを言っている人は「なんとか」エントリーをしようとしてる人が多いような気がします。。
既に勝っている人がさらに上を目指して、「自分の相場」を見つけてエントリーを増やすくこと、、と負けている人が次から次へと「わからない相場」でエントリーを増やすことは根本的に意味が違うのです。

自分が、「これでもか!」と選んだ相場でも「負けてしまう」ことがあるのがFXです。ただ、そうすることで間違いなく無駄なエントリーが減ります。
もし、あなたが負けているならば、まず、「いくらなんでも」ここなら勝てるだろ・・・と自分なりに思う相場を探してエントリーしてください。
とりあえず、上のチャートのような「4時間足、1時間足」で明らかに同じ方向を向いている場合はその方向に向かいやすいことは間違いないですね。

相場環境の考え方は人によって違うと思います。僕はテクニカル派なのですが、ファンダメンタルの占める割合もかなり高いです。
その辺りの考え方をまた次回以降話したいと思います。

ワンポイント
エントリーについて、細かいことをいうと4時間、1時間、15分足で同じ方向だから「何でも」その方向にエントリーすればいいのではないということはわかると思います。
そして、資金管理や勝率に従って「押し目」とか「戻り」を待つといったことをしてできるだけ効率的に資金を増やすことをするのですが、どの場合も「大前提」として現在の相場環境を認識できていないと何も始まらないと言えます。

 

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