トレードトーク(何の変哲もない)

中国情勢懸念の中、利上げには問題がないとするFRBでも米株価暴落等その不安要素が出てきている中ドルが売られています。
昨日、ユーロドルに関して「下方向の見方を切り替える必要があるかもしれません。」ということを言いましたが、その通りに今回のエントリーはドル売り方向で考えました。

ドル円でも円買いの動きが強くなっていますが、やはり1時間レベルで強い上昇トレンドが示現しているユーロドルでエントリーしてみました。

ユーロドル日足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150820EURUSDD1.png
日足レベルではレンジとなっていますが、現在は下値からの反発の状態とみています。

ユーロドル1時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150820EURUSDH1.png
緑の長方形の部分ですね。。強い上昇トレンドとなっています。

ユーロドル15分足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150820EURUSDM15.png
上昇が強いの大きな押しも出ないかな・・・という見方でしたが、NY時間では指標の発表があったために様子をみていた中で指標発表が終了後、
ロンドンフィックスからその次の動きとして[2]からの押しで[3]でサポートが見えたことを確認して水色の矢印でロングしました。
その後は強い上昇を見せて結局+400pips(MT4系)ほどの利益となりました。
強い上昇と見ていたのでロット数は大目に入れていきました。

ということで特に何の変哲もないトレードでしたが、いつも言っているように短期トレードでは流れに合わせて淡々とトレードをこなし、
微増・微減で我慢するところは我慢して今回のような比較的大きな流れのときに取るときに取っていくということが大切になると思います。

そして「タラレバ」の話しになってしまいますが、今回の上昇ではロンドン入りの時間でにエントリーをしようか迷ったのですが、結局エントリーはしなかったのですが、結果は・・・・。
もし、入るとすれば少しリスクの大きいトレードにはなっていたかもしれませんが、さらに利益を増やすためにはこのリスクも必要だったかなと思いました。
ま、結局「タラレバ」なので次回のために反省・検証をしたいと思います。

また、この後さらに上昇をしています。
以前、「1.1200へ向けての攻防になる」という話をしたかと思いますが、この点を強く抜けてきたので日足レベルで次に見えているのが[1.14700]辺りです。
このラインは大きなレジスタンスとなっているのでその付近は上下大きな動きになることが予想されます。
この辺りはファンダメンタルも重視して相場をみていこうと思います。

今回は以上です。
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トレードトーク(微増)

中国の情勢や米利上げに対する静観等、大きな流れが見えない相場で全体的にレンジ状態になっているかと思います。
ドル円に関しては特に125.0と124.0の間を1週間も上下してまたとてもボラの小さいレンジを構成しているためちょっと難しいかなと思っていました。
(※ただこのメルマガを書いている8/20時点で124.0を下抜けしています。。)

今回はユーロドルですが、ユーロドルも日足レベルではレンジ状態ではっきりとした流れにはなっていません。
(※というか波動底の転換点付近のため短期レベルでは上下に振られているように見えます)
ということで、

ユーロドル1時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150819EURUSDH1.png
1時間足では下降トレンドになっています。
また8/18になりますが[1]でエントリーしたのですが、結局この日は+100pips(MT4系)ほどの微増に終わりました。
ちょっとわかりずらいですが、1時間足レベルでは何の変哲もない下降で簡単に取れそうに見えますが・・・短期レベルでも同じ、、ではないということです。
(※この辺りは以前も[http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/?p=272]話しているので参照ください。)
今日は[2]の部分です。
ユーロドル15分足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150819EURUSDM15.png
1時間足で下降トレンドで[1]まで戻り、そこから[2]、[3]と高値・安値を切り下げロンドン時間でショートしました。
そしてNY時間の指標発表時の動きが水色の矢印[a]です。
このときには、ポジションはなかったのですが、細かい動きをしていた部分が一気に根こそぎ振り払われたという感じでしょうか(笑)
最終的には+200pips(MT4系)ほどの利益でした。
またこの[a]の部分は日足レベルでちょうどMA20の位置[1]で日足レベルでの上昇トレンドの押し目の底という形でした。

ユーロドル日足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150819EURUSDD1.png
トレンドの転換点でこのようなそれまでの流れを一気に変えるようなローソク足が示現することはよくあります。今回もこのローソク足を起点として現在一気に上昇トレンドとなっています。
今週は1時間レベルで下方向に見ていたのですが、この動きで少し切り替える必要もあるかもしれません。
ただし、いつも言っているように短期レベルではその時間に応じて利幅がとれるならば少しでもトレンドが発生している方向についていく・・・ということです。

今回は「微増」というタイトルですが、今回の+100pipsや+200pipsもただ単純に1回エントリー・決済ということではなく何度かのエントリー・決済で残った利益です。
結局、短期トレードは100pips~300pipsほどの利益をいかに積み重ねていくことができるかということになるのだろうと思います。
今回は以上です。

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トレードトーク(損切り)

今回は全く利益にならなかったトレード群を紹介します。

ユーロドルM15分足
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ロンドン入り前に[1]まで下落しましたが、ロンドン入りでそこをサポートとして上昇しました。
そこで上目線となり、水色の矢印でロングしました。
ただ、[2]の抵抗が強く下落、結局このエントリーはBreakEvenとなりました。
そしてその下落が[1]を下抜けしてこのまま下降か?と思ってみていたら[3]を抵抗としてまた上昇。
そして[2]の抵抗を食ってそのまま[4]まで上昇しました。
ということで上目線となり、押しでエントリーを待っていたら結局青色の矢印のようにNY時間に全てを食って(笑)そのまま下落していきました。。
[4]からの下落で押しを待って何度かエントリー・利食い・損切りをしたのですが、結局は上目線だったので最終的にはマイナスとなってしまいました。

ということで、ボラもそれなりにあったときにこのような相場になるのは確率的には高くないとは思いますが、自分の手法には合わない相場でした。
どんな手法でも必ず不得意な相場があって、その相場がどのような相場かということを認識しておくことも大事です。
そしてベストなのはそのような不得意な相場には手を出さなければいいのですが、全ての不得意な相場を回避することは難しいと思います。
最悪なのはそのような相場で頭に血がのぼって(メンタル破壊!)して意味のないトレードを繰り返すことです。

手法というものはどれひとつとっても「正解」がないわけで、結局全てその相場が「正解」ということになります。
少なくとも今回上下に動きその間のエントリーは全て食われた人がいるということなのでそれは損切り・利益無しとなったのだと思います。
ただ、逆に言えば今回のような相場でもっとも利益をあげられた方もいるかもしれません。。

だから、他人は他人、自分は自分なのでこんなときにも淡々とトレードをしていくこと・またはしないことが最終的に利益に繋がっていくのだと思います。

今回は以上です。
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板読みする凄腕トレーダ

株式トレードなのですが、以前、「板」を読んで一日に何百回もトレードを繰り返すという凄腕トレーダのトレードに一部を見たことがあります。
「板」ですから、現在の買注文や売注文のリストが表示されているわけですが、その「数字」だけをみてものすごいスピードでトレードをしていくわけです。

「数秒単位でどんどん、エントリー・決済を繰り返し、どんどん、利益がのっていく・・・」

「数字」の動き方から次にどう動くかを予想しているということですが、知識と経験と感覚によるものだそうです。
膨大なパターンが体に染みついているのでしょうね。
僕から見たら本当に全く別世界の事のようで衝撃を受けましたが、もう好奇心が止まりませんでした(笑)

もちろん、このような手法にもデメリットがあって大きなチャートでみれば明らかにトレンドが続いているようなとき。
例えば、この手法ではエントリーを繰り返す為にその値幅に比べてかなり少ない利益になってしまうそうです。
その大きな時間足でトレードをしている人にとってはエントリーすればその後は何もしないでも利益になることになります。
自分が何百回もトレードをしていたのに、1回しかトレードしていなかった他の人の半分の利益にもならなかった・・・ということがあるということです。

・・・・

8/12日のトレードをしてまさに上のような話を思い出しました。
最近の相場は中国の人民元の連日の引き下げ、中国の景気懸念等からとても荒い相場になっていて、円も買われ大きな下落になっています。
以前も話しましたが、中国の経済に大きく左右されやすい豪ドルなどは特にものすごい動きになっています。
そんな中でユーロも上昇が続いています。

ということで今回はユーロドルのトレード。

ユーロドル1時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150813EURUSDH1.png
緑の長方形の部分、、誰が見ても上昇トレンドですね。。

ユーロドル15分足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150813EURUSDM15.png
ロンドン入り前に調整の売りが入ったあと[1]をサポートとして上昇が見えたところで押し目買いしました。
結局[2]の辺りに抵抗が見えたため一旦利確しました。
その後、NY時間で再度上昇が見えたので再エントリーをしたのですが、動きが荒く最終的にこの部分での利益は200pips(MT4系)に満たないものでした。
トレード終了した時間の関係もありますが、[1]~[2]と[2]~[3]で値幅はそんなに変わりがなかったのに、

[1]~[2]では約600pips
[2]~[3]では約200pips

という利益になり、その差は大きくかけ離れたものになりました。今回のように

「同じ値幅でも手法によって利益に差が出る」

これが、上のような話の典型的な例にもなるかと思います。
結局後からみれば買っていれば勝てる相場だったのですが、デイトレードのような短期手法の場合、
ボラが高いということもあり今回のような相場でも何度かエントリー・決済を繰り返すというトレードになったために利益に差がでるというわけです。
もし、今回の相場でトレードをした方で値幅の割りに利益にならなかったという方がいらっしゃればこのように言っている意味もわかるかと思います。
その中でどのような感覚でトレードを繰り返すのかということは人ぞれぞれということになり、利益も人それぞれということになるわけです。
(※あるいは「損失」になってしまう方もいるかもしれません。)
【ワンポイント】
要は、同じ○○商材等の情報や○○インディケータ、○○EAというものを使っても利益に差がでる、もっと言えば利益になる人とならない人もいる、、
ということはこのあたりの感覚によるものだと思います。
特にトレード時間が短期になればなるほどその感覚が必要になってくるのではないかと思っています。
PS.
感覚は膨大な検証・練習・資金管理によって得られるものだと思いますがそのような感覚をなんとか文字としておこしたいと思っています。
どのように提供させていただこうかと考えているところですが、、、もちろん僕の方針としてそのようなものに対してユーザ様へ無料のオファーをすることはしないのですが、、
そうはいってもできるだけユーザー様にもメリットのある形を考えたいので・・・例えば、LAND-FXのユーザー様に限定してポイント(※http://kmshimomura.com/?p=2882)で提供させていただくということも考えています。
ということで、マインツスポンサー契約キャンペーンは今日8/13で終了しますが、その他のキャンペーンはもちろん継続中ですのでご検討いただければと思います。

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トレードトーク

利上げ観測の中、ドル円は円安が進みユーロドルはユーロが買われています。
ということで先週の雇用統計後、ユーロドルでは上方向で見ていました。
結果的に8/11も買っていれば勝てる相場だったのですが、僕にとっては上下の揺さぶりが大きく簡単な相場にはなっていませんでした。

ユーロドル1時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150812EURUSDH1.png

1本のローソク足の動きが大きいですが、[1]で押しが入り、[2]まで上昇。
次の押しが[3]まで入ったところで押し目を狙えないかと待っていました。
そして緑の長方形の部分(15分足)

ユーロドル15分足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150812EURUSDM15.png

[1]のラインがレジスタンスとなっていましたが、そのラインを超えてきた[2]でエントリーしました。
損切りはMA20を割ってきたら一旦切ろうと思っていました。
15:30以降(ロンドン入り前)で下降が見えていたのですが、ロンドン入りで一気に[1]のラインを上抜けしてきました。
ちょっとチャートではわかりずらいですが、これはその前の大き目の下降をだましとしての上昇だったのでかなり強いものとなっていました。

で、上昇が落ち着いた[4]のライン辺りで一旦利確。
次にNY時間からの再上昇の[3]の辺りで再エントリー、[5]の辺りで利確。

というような感じでした。

実際には上下で1000pips(MT4系)の値幅となったのですが、僕は何度かのエントリー調整という形やトレード終了時間の関係で結局400pips弱のプラスという結果でした。
最初に言ったように今週は揺さぶりが大きい相場で、いつ大きな反転があってもおかしくない相場だと思いながらエントリーをしていたので、今回はいつもの鉄板トレードの

「明確なトレンド相場でのとにかく利確を伸ばす」

という考えとは明らかに異なって、短い時間でも押し目、戻りを丁寧に拾っていくという考えでのトレードでこれも鉄板トレードです。
ただ、どうしても「利確を繰り返す」という考え方ので値幅の全体をとることはできません。
上下がっつり取れました!という天才の人は1000pipsの利確ということになりますが、僕は「そう」ではないので。。
とはいえ、もう少し取れたのではないかと思っているのでその辺りは反省・検証しています。

今回は以上です。
質問・要望をどうぞ

PS.
マインツ武藤選手も頑張っていますね!
LAND-FX期間付キャンペーンも終了が近づいてきました。
このキャンペーンは「トレードをしなくても」口座開設・入金するだけでキャッシュバックされるのでとてもお得で何のデメリットもありません。
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雇用統計の損切り

注目していた雇用統計ですが、予想を下回った結果ではありがながら、利上げを判定する基準を超えてきたということから一旦ドル買いが進みました。
ただ、そこからまさかのV次状態で発表前の値を上抜けしてきました。
来週に関しては少し難しい相場になるかもしれません。

ということで今回のトレードですが、、
僕は基本的に一般的に指標トレード呼ばれるトレードはしません。
指標トレードは価格が大きく動いているときに丁半博打のようにどちらかにかけるというものだと思っています。
(※ただいつも言っていますが、「僕は」しないだけで丁半博打のようなトレードでも勝つ人がいるのかもしれないので他人のトレードを否定するわけではありません。)
また、それ以上にこのよう指標トレードをお祭りのように騒いでトレードを煽る「日本のFX会社」の思うツボにもなるのがしゃくに触る(笑)ということがあります。
日本の特にスプレッドが狭いことを売りにするFX会社のほとんどのビジネスモデル(※http://kmshimomura.com/?p=2814)からとにかく顧客を負けさせることで利益がでるので、雇用統計なんかはほんとうにカモがネギをしょってきた!ってことですね。
そのようなFX会社があれだけ煽る(※祭りのように騒ぎたてたり、いかにも利益のチャンスと言ったり・・・)のも納得がいきますよね。。

実際に僕も雇用統計等の指標トレードを検証しましたが(※指標トレードはデモトレードや以前紹介したテストアプリケーション等ではあまり意味がないので「実弾を投入」しての検証です。)
発表前後はスプレッドが狭いと言われるFX会社でも狂ったようにスプレッドが広がり(※通常0.xとか言っている会社が20以上にもなる場合もあるわけです。)
そんなときにトレードをすることの期待値にも疑問が生じて、最終的に通算すれば利益は良くて「トントン」というような感じでした。

ということで雇用統計前にTweetもしましたが

雇用統計待ちかな。。
でも、雇用統計はお祭りではありません。
しっかりとした動きが見えてくる来週からが本番・・・くらいの気持ちが大切。
大丈夫、相場は逃げないから。。

というスタンスでいつも雇用統計は見ているということです。
で、その雇用統計の後の第二波でエントリーしてみました。

ユーロドル15分足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150807EURUSDM15.png

発表前に「1」で急激にユーロが買われ怪しい動きにも見えましたが結局長い上髭をつけて戻り、、典型的な「振り落とし」に見えました。
発表後は結果的には1000pips(MT4系)もドル買いで動きました。
ここは静観です。。
戻りを見ていたらところで「2」からの第二波を狙って戻り売りでエントリーしました。損切りは青線の上です。
ボラも高いのでもちろんロット数も調整してのエントリーです。
次足でも下降が見えましたが・・・・結局見てもわかるように(笑)大きく反発していきました。。。

僕は損切りが全て悪いと思っているわけではないので、このエントリーは予定通りで悪いエントリーではないと思っています。
負けを認めてできる限り損失を減らす(ここはじっと我慢の状態)ことで次のチャンスに備えます。
今回言いたいのはその前に大陰線2本、ここで意味もなくトレードして損失が増えたり、「2」でエントリーして損切りが大きくなったり・・・
というようなトレードが悪いトレードだと思っていて、まずそのようなトレードを減らすことが(※利益は増えませんが)利益を残すことに繋がっていくと思います。

今回は以上です。

 

質問・要望をどうぞ。

PS.
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相場は逃げない

8月も始まりました。
7月末はよくわからない大きな動きがありましたが、7月全体で考えれば最終的な値は7月はじめと7月おわりでほとんと変わりなかったですね。。
だけど、その中でも波動を描いてそのトレンドを形成していてそのトレンドの中でも波動を描いていてトレンドを形成している部分があって、、
そのどの部分で差益をとるかということでいろんな手法や考え方が生まれてくるのだと思いますが、結局相場はカオスだということです。

トレードですが、8月最初(8/3)は結果的には売っていれば勝てた相場でしたね。
僕も、ユーロドル、オージドルともに戻ったところを売るという鉄板トレードでした。

ユーロドル1時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/08/20150803EURUSDH1.png
全体的には下向きですね。
水色の長方形の部分。
ユーロドル15分足
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東京時間では水色のレンジ内での動きでしたが、ロンドン入りでレンジを上抜けし1まで上昇しました。
その後、2まで下落し再度上昇1時間足のMA20で抑えられる形で3から下降したところを矢印の足で戻り売り。
損切りは3のちょっと上ですね。。
そもそもボラがそれほど大きくなかったので3を上抜け(損切り)し、そのままレンジとなる可能性も見ていたのですが結局2を抜けた辺りまで200pips(MT4系)弱の利益でした。

その後、ニューヨーク時間でまた戻りが入り3を上抜けした時点でちょっと再エントリーは難しいかなと思っていたのですが結局A次状態となって再下降しました。
こっちは、取れませんでした。。。
ま、オージドルでも同じような形で取れましたので今日はこれでいいかな、、、という感じでした。

そして、8月4日はオージドルに関してファンダメンタル的な要因で大きな上昇となったので以降少し注意が必要かなと思っています。
ただユーロドルに関してはロンドン、ニューヨークともに目立った動きもなく、トレードをしたいような形にならなかったためにノートレードでした。
・・・と今日チャートを検証しようと思ったらユーロドルがドーンと下落していました。
チャート的にも鉄板チャートだったのでエントリーしていれば・・・・という形でした。
でもここで

「もったいない」

という気持ちが残ってしまうと、次のトレードで

・早くエントリーしなきゃ
・また動くんじゃないか?

・・・というような、そのトレードとは全く関係がない要因のもとにトレードをしてしまいます。
最初に話しましたが、7月は上下動きましたが最終的にはほとんど値が変わっていない。。
つまりチャンスはどこにでもあって

「相場は逃げない」

のです。もちろん、今回はもったいない、、、と思いましたが(笑)その感情や例えば前のトレードで損をしたというような感情を次のトレードに残すということはマイナスでしかありません。
過去のトレードが未来のトレードに影響を及ぼすことはないのですから、過去のトレードの成功も失敗も受け入れた上で何もバイアスがかかっていない状態で新しいエントリーをするべきですね。
今週は、雇用統計も控え相場のコンセンサスはそこにあると思うので、それまでは低ボラになったり上下に揺さぶったりというような動きになることも頭に入れてこれからトレードをしたいと思います。

今回は以上です。

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検証アプリケーション

検証・検証ってしつこいくらいに言うけど

「検証って何?」

という話がありました。
僕が言う検証というのは

・過去相場の確認
・過去トレードの確認
・自分のルールに対する過去・未来での利益となる確率の確認
・デモトレードでの確認

というような感じになります。
で、負けている人が圧倒的に足りないと思うのは

「自分のルールに対する過去・未来での利益となる確率の確認」

です。これは生きた(実際に動いている)チャートで確認をしなければ意味がありません。
例えば止まっているチャートを見て「ここ」でエントリーして「ここ」決済する・・・・なんていうことを決めてもあまり意味がありません。
というのは過去のチャートを見ている時点でそれは結果論になってしまっているからです。
またデモで動いているチャートをみてトレードする方法もありますが、もちろんこれも大切なのですがこれは自分のルールが決まっている段階でとる方法です。
さらに、このデモトレードの問題点は複数ありますが、例えば検証時間が長い→1年間のテストをするなら実際に1年間かかるわけで、また自分の資金が減るというプレッシャーを受けないのでどうしても実際のトレードと心理的に異なる部分がでてきます。。
(※デモトレードに関してはまた別の機会に話したいと思います。)

「それじゃ、どうするの?」

ってことですが、そのような過去のチャートを動かしてトレードをエミュレート(擬似化)するアプリケーションがあります。
もしメルマガ読者の方で知らない方がいらっしゃれば、是非知ってほしいものが

Forex Tester 2

です。このアプリケーションは業界のデファクトスタンダードと言ってもいいと思います。
(※既にご存知の方は今回は読み飛ばしてください。。)
簡単に言えば

「過去のチャートを動かして実際にトレードして勝率等の統計も表示する」

という素晴らしいものです。
最も大きなメリットは過去のチャートを実際の時間よりも早く更新することができるため例えば1年分のトレードを1日で完了できるということです。
僕も何千回、何万回とテストをしていますが、これをデモトレードでしたら何十年もかかってしまいます。(笑)
これで過去チャートを使って圧倒的に練習するわけです!
僕は基本的に練習は好きではありませんが(汗)資金が減っていく苦しみを考えれば練習の苦しみなんて比べものになりません。
もちろん、この検証トレードで利益が出ていなければ実際のトレードをしたって利益はでません。

ただ、このアプリケーションは決して安いアプリケーションではなく、また非常に多機能のため初心者の方には少し難しいかなとは思います。
(※初心者だから勉強しなくていいといっているわけではなく多機能を使いこなして便利に使っている人がいるわけだから、難しかったらわかるまで勉強するべきだとは思います。実際に僕も初めはチンプンカンプンでした。。)
また最初はここまでの機能はいらないかなと思う方もいるかもしれません。
ということでKMShimomura.comでは

KMFXBackTestController

というアプリケーションを開発しています。
(※KMFXBackTestControllerをご存知の方は読み飛ばしてください。。)

このアプリケーションは僕が過去検証・練習に必要となる基本的な機能と思われるものを全て備えています。
また、その機能に対して価格が安いという驚きの声も沢山いただいています。
(※実際に同じ類のアプリケーションの機能と価格を比較していただいてもその違いもわかるかと思います。)

ということでこれらのアプリケーションを使って自分のトレードを確立することができるということを考えればその費用は間違いなく投資するに値するものだと思います。
(※もちろん利益を保証するものではありませんが・・・)

今回は少し宣伝も含めて紹介させていただきましたが、実際にこれらのアプリケーションは僕もフル活用しています。
もし、ご存知でなかった方や興味のある方はお試しください。

Forex Tester 2 (※http://www.forextester.com/idevaffiliate/idevaffiliate.php?id=796_5)
KMFXBackTestController (※https://www.dlmarket.jp/products/detail/290588)

今回は以上です。

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安定したトレード

昨日(2015/07/31)の相場は動きましたね。。
NY時間の21:30の米指標発表まではそれほど目立った動きはなかったのですが、その指標発表での結果が悪かったこともありドルが買われました。
一気に1000pips(MT4系)以上も上がりましたね(笑)
「何が起こったのかな」
と思っていたのですが、結局市場終了のころにはその上げを全て消化して結局元の値に・・・絵に書いたようなV次でした。。
僕は結局この上げでも下げでもエントリーすることはできず・・・という結果でした。

さて、今回は安定したトレードという事ですがここでの安定というのは利益の安定です。
例えば、100万円が200万円になったとしてもすぐに150万円損をして・・・・というようなトレードを繰り返していたら最終的に利益は残りません。
どうしても資産が小さいと麻痺してしまう部分があるのですが、これは資産が小さくても同じで1万円が2万円になってまた5千円になって・・・
以前話しましたが損切りを資産のx%にしてエントリーをするという考え方があります。
例えば資産の1%を損切りにすると考えると
100万円 → 1万円
10万円 → 1000円
ですね。。
勝率が6割だとすると4回連続で負けるなんていうことは普通にあります。
そうなると 10万円の場合 1000円x5 = 5000円ですね。
10回負ければ 1万円です。

たった「資産の1%」ですよ!

例えば損切りが資産の5%だったら 10回連続で負ければ5万円、資産が半分に。。
初心者の方、負けている方は明らかにこのような計算ができていません。
というより出来てはいても欲求に勝てないと言ったほうがいいかもしれません。
ファンドマネージャーのような人でも年利20%の利益があれば十分な報酬があります。

「月利」ではなく「年利」ですよ。

もしこのメルマガ読者の方で勝てていない人はなんとなくでもいいのですが自分の頭にある月利を考えてみてください。
例えば漠然と月に10万円が12万円になればいいかな(月利20%)・・・なんて頭によぎった方はその時点で破綻しています。
既に勝っている人が安定した利益としてこのくらいを目指すのはいいと思うのですが勝てていない人がこのようなトレードをしていたらいつまでたっても勝てません。

まずは何か月か少なくとも「トータルでマイナスになっていない」トレードを続けられるか試してください。
少なくともマイナスにならないトレードができなければ最終的にはプラスにはなっていきません。
資産が1000万円でも10万円でも同じです。
10万円の資産の1%の損切りなどというトレードを続けると1日の利益のが数十円とかそんなトレードが続くかもしれません。
例えば50円の利益が30日で1500円・・・1ヶ月で1500円、1年で18,000円です。年利18%ですね(※悪い数字ではありません)。。。
「そんなしょぼい(笑)・・・」
と思う方もいるかもしれませんが資産が10万円レベルであればそんなものなのです。
それが、100万、1000万となるにはものすごい時間がかかるかもしれませんが、もともと資産が少ないのだから仕方のないことです。
ですがもともと資産が1億の人であれば同じ年利18%だったら1800万円です。。

だからお金持ちはローリスクローリターンでどんどんお金が増えていく。
逆にお金がない人はハイリスクハイリターンでどんどんお金が減っていく。

ということなのです。
もちろん、10万円を1000万に、1億にした!なんていう話が全てうそだとは思いません。
ただ、その確率がどれだけ低いかはわかりますよね?
FXをする人に欲を捨てろというのは難しいことだと思いますが、少なくとも負けている人のほとんどはこのような感覚が麻痺してしまっています。
(※もちろん昔の僕もそうでした。。)

安定したトレードができていれば(勝てていれば)自分のトレードのリスクを把握できるので最小限の資産で最大限の利益を追求することができます。
(※レバレッジが高いほどいいということです。)
ただし、あくまでもこれは勝てている人の話で現在勝てていない人はまず自分の欲望を抑えることが逆に利益に繋がるということです。
とにかく生き残ることが最重要です。(口癖ですが・・・)

ということで、、僕は7月もプラスで終了することができましたが、月終盤のレンジ相場で少し利益が減ってしまったことを反省・検証しています。。
米利上げの時期(予想)も近づいています。
8月も頑張っていきましょう!!

今回は以上です。

質問・要望をどうぞ。

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トレードトーク

今回はちょっとしたトレードトークをしたいと思います。

以前、「勝率の高さにこだわることはデメリットが多い」というような話をしました。
いつものことですが、、断っておきます。トレードには人それぞれの性格によって合う合わないという性質があり、勝率が高くなるトレード手法があっている人もいるとは思うので僕はぞれぞれの手法を否定はしません。

ただ、勝率の高さを追求してトレードをしている人がいつまでたっても勝てない(悲)ならばその手法はその人に合っていない場合があることも考えられるわけです。
というのは、実際に昔僕もそうだったからわかるんです。。。

とにかく負けるのが嫌だったので極力損切りは避けるようにそして勝率が高くなるように考えていくとどうしても利確がはやくなってしまうか、損切りが大きくなってしまうか、どちらかでした。
さらに、ナンピン、、、などをして負けを避けていました。
そうするとどうなるか?

勝率はものすごく高くなり、例えば10連勝以上普通にありました。
勝率で言えば9割くらいですね(笑)

その代わり損切り幅が大きいので、負けるときは2週間、3週間、それ以上のトレード利益を1日でほとんど飛ばす → 「コツコツドカン」というものです。。
ま、ある程度メンタルが安定してくるとその時点でそれでも利益は残っています。
ただ、利益がある状態から損切りならば利益が残るのでまだいいのですが、たとえ勝率9割でも連続して負ける場合もあります。
そんなときが一番困難で、

「損の状態から0に戻す(例えば50pips)」

ためのメンタルと労力は

「0から利益50pipsにする」

よりも大きいのです。FXは確率の問題なので優位性があるトレードを連続して続けていられれば少なからず利益になるはずです。
それができないのはお金に対する欲と人間の習性(プロスペクト理論もあります。)です。
普通にトレードしていてはそのような習性がある以上ほとんどの人が負けるので、強く習性を意識するメンタルが必要だということですね。

ただ、僕の場合は勝率9割でそのようなメンタルを維持することがむずかしいと思ったので早いうちに勝率を追求する手法を諦めました。
だからといって勝率1割で利益を残す手法も僕には無理だと思ったので(笑)結局勝率5割でいいじゃん、、という結論になりました。
勝率5割で平均利益>平均損失にすれば最終的に利益が残るだろう・・・ということですね。
もちろん、言うことは簡単ですが、以前にも話したようにリスクとリワードの考え方など実際にそのような統計になることはそれほど簡単なことではありません。。。

ただ、このように考えることで損切りも以前より格段に気軽に受け入れることができるようになりました。
そうすると利益と損失の割合が落ち着いてくるんですね。
5割のトレードなのでドローダウンも一定の間で落ち着くのである程度のロット数を増やすことができ資金回転も早くなるわけです。
ま、始めは利益<損失で落ち着いていたのですが(笑)、その「落ち着く」ということが重要でその状態になれば後は

「良いトレードを伸ばし悪いトレードを減らす」

という検証をひたすら繰り返すと利益>損失になっていくんですね。
勝率5割を目指していたのがそのような検証を繰り返しているうちに自然と勝率も上がり、利確もできるだけ我慢するという方向になるので利益も増えます。
勝率で言えば6割あれば十分かな、、というような感じはあります。
6勝4敗とか5勝3敗とかそんな感じですね。
で、このような我慢を繰り返していると自分でも期待していないような(笑)たまにドカーンと利益になることもあるので勝率以上に利益は積み重なります。
逆に勝率が7割8割になってきた場合には利確が早くないか、損切りが大きくないかということを再確認するようにしています。

もし、メルマガ読者の方で高勝率を追求していてどうしても利益が残っていかないという人は一度このような検証をしてみてもいいかなと思います。

今回は以上です。

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