トレードをしない5

前回の
メルマガで「これで単純に円高トレンドになるとは考えにくく、またある程度長いレンジ状態になるんじゃないかなと。。。」
とお話しましたが、ドル円、実際に現在までフラフラしてますね。。
大きいレンジを形成している場合には上下で逆張りという考え方もできますが、小さいレンジ(ボラティリティが小さい)場合は僕はトレードをしません。
そこで、

「大きい・小さいをどのように判断するのか」

ということになりますが、それは個人のトレードスタイルにもよります。
例えば中期トレードで50pip~100pipsとるようなスタイルの人が上下50pipsのレンジの相場では利益がでないわけですが、
同じレンジでも2,3pipsを抜くようなスキャルピングスタイルであればトレードする意味があるわけです。

小さいレンジでロットを上げてトレードするリスクは以前から「トレードをしない(シリーズ)」でお話している往復ビンタとか、
逆方向にブレークアウトした場合の損切り等が挙げられますね。
そのリスクをとってトレードをするほどの相場であるかを判断することが大切で、また一番確実な方法が

「トレードをしない」

ことなのです。

レンジでもボラティリティが大きい場合にはエントリーして差益をとれる可能性が高くなります。
また大きいレンジの場合はそのレンジを構成している時間足のチャートよりも短い時間足のチャートではトレンドを形成していることが多いです。
ただ、ボラティリティが大きいわけで・・・大きく逆に動くことだってもちろんあるわけですが、
そもそもFXは差益で利益をとるものですから

「ボラティリティがなければ利益はとれない」

のでそこのリスクをとってエントリーをするわけです。
僕の実際のトレードとしてはドル円ではエントリー無しで・・・その代わりではないですが(笑)ユーロドルが結構動いてくれました。。
ユーロドルの相場観としては4時間足での収縮気味のレンジとみていましたが基本的には上目線だったので、全トレード「買」でした。
ただ、レンジなので・・・大きくトレンドをとるというよりも押したところを丁寧に拾ってチャートポイントで利確するというようなトレードになりました。

また現時点の相場のコンセンサスとしては直近では今晩のFOMCで米利上げが早まるかということに争点になりそうですが、
特にその時期が限定されるような発言がでるとは考えにくいのでここからトレンドが発生する状態にはなりにくいのではと思っています。
もちろん、上下に揺さぶるような輩がいるかもしれないので(笑)僕としてそういう相場には飛び込まないようにしています。。。
それからユーロ圏ではギリシャの問題も、どちらに転ぶかは現在なんとも言えない状態なので常に大きな動きに注意していこうと思います。
ワンポイント
ボラティリティが大きい相場はもちろんリスクは高いですが、ボラティリティが無ければ利益はでないのです。
だからそのリスクとリターンを常に考え自分のトレードスタイルにあったボラティリティを考慮してエントリーすることが大切です。
xxpipsのボラティリティのときにエントリーしなさい・・・なんて他人から教わったことは一度もなく全て自分のトレード記録から
勝率・トレード時間・パターン等を解析して自分なりに得たものです。
「自分にあったトレードスタイル」なので「自分にあったボラティリティが他の人は合わない」なんてことは当然あるわけで、
それは人から教えられるものではなく自分で身に着ける必要があるということなんですね。。

 

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