自分のルールを死守する

トレードで利益を残すために徹底的に自分のルールを細分化することが大切です。
細分化といってもここで言うものは数値的なものでありません。どういうことかというと

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上のドル円の1時間足ですが・・・30日から急激な上昇トレンドですね(笑)
ただ、ファンダメンタル的には米の景気後退による利上げの先延ばし懸念などでドル安な傾向とみて
日足でみてもドル円は118円~120円レンジ傾向で120円は超えてこないだろうと見ていました。
でも、1時間足的には何の根拠があってかはわかりませんが(笑)上のように118円後半から急激に119円後半までのびました。
その後押しが入って120円を超える動きを見せました。

ドル安、120円は重く売り目線だったのですが僕のルールとしては割安感・割高感で逆指値をいれて反発をとるというようなものではありません。
また今回は上のような明らかな上昇で120円で逆指値などをしていたらそれこそ「串刺し」です。
ただし、それは結果論で120円付近に明らかにレジスタンスがあったわけですのでそれを理由に逆指値的に叩いてという人もいて思ったとおりに反発して・・・ということもあるのも当然です。

僕が徹底的に負けているときに(笑)失敗していたのは同じ120円で売るとしても「どのようなタイミングで」売るかというルールが確立されていなかったので、
売ったら上がって損切りしたら下がって、、、結局売ったのは間違っていなかった・・・ということが多かったことです。
もちろん、「ギリギリまで引きつけてカウンター的に売る」というようなルールもありだとは思います。
「ギリギリまで引きつけてカウンター的に売る」ルールの人が「ある程度下がる」ことを待っていたら「それはもう遅い」という話になり、その逆も同じです。

だから結局どのルールが「正解」かということでなく自分で検証したルールを「守ることができるか」というメンタルに関係してきます。
検証したルールはどんなに「それらしい」ものだとしても最終的には結果論で「正解」がないわけですが「正解」を求めるのではなく、
自分だけのルールを細分化することで自分のトレードに自信をもつことができるわけです。
利益を伸ばすことも重要ですが、そのルールを守り「余分な負け」を減らすことが「利益を残す」こともとても重要になるということですね。

最後に僕のドル円のトレードとしてはエントリーすらできませんでした。。
これだけ、上昇しているのに利益無しかよ!という方もいるかもしれませんが、自分のルールで入れないのだからしょうがないんです。
しょうがないというよりそれで「いいんです!」
(※ちなみにドル円は無しでしたが、ユーロドルは上昇でしたね(^_-)-☆)

 

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