勝てる相場、負ける相場

勝てる相場、負ける相場

まず、現在のドル円環境認識です。

http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/04/20150427USDJPYH4.png

ドル円4時間足ですが・・・・
見てもわかるように(黒線)高値を切り上げて、、安値を切り下げて、、というのがありません。
レンジですね。。

もちろん4時間足なのでそれぞれの波で短い時間軸ではトレンド状態になっていて「そこ」をとっている人もいると思います。
ただ、短い足でも押しや戻りがドル円にしては深めになっています。
このような状況は長いトレンドが発生していて明らかに勝ち「やすい」相場ではないので、勝っている人と負けている人がくっきりと分かれるのではないでしょうか?
勝っている人はレンジで通用するルール、、例えばナンピン・両建てとか損切りをしないつなぎトラップリピート系のものとか・・・それこそ上下がっつりぼろ儲け(笑)みたいなことがある可能性もあると思います。
ただ、それが全ての相場に通用するかというとそうではなくちょっと前の(日銀の追加緩和)ときのような誰が見ても上昇で誰でも勝てそうな相場で含み損を抱えて最終的には大きな損・・・みたいな可能性もあるわけです。
それじゃ、どっちいってもダメじゃん・・・と思うかもしれませんが、そこは「自分のトレード」を信じて(信じられるトレードを確立して、ダメな相場は受け入れることを含める)トレードするしかありません。
最悪なことは、「自分が信じられず(信じられるまで検証をせず)」に他人が○○と言ったから○○、ダメだったから次は△△と単に他人に振り回されることです。
本当は利益がでるルール・考えなのに少し負けが続いたからこの考えはダメだ・・・とコロコロ変える、、、これではいつまでたっても同じことの繰り返しです。
どんなルールでもどんなEAでも得意・不得意な相場があって逆に不得意な相場でどれだけ我慢できるか(利益の減少を最小に抑えられるか)ということが最も大切になります。

今回は僕が今まで検証・トレードを続けてきて身をもって体験したことを(笑)書きました。
また、実際に最近は僕のトレードの考え方(手法)によるところで、結構頑張っているのですが(笑)利益もトントンです。
ですので、そんなときに自分の勝っているトレードだけ紹介してもしょうがない、、、また、もしかしたら逆に負けが続いている方がいるのではないかと思い、このようなことを書きました。
ただ、逆に負けているときこそ検証することで自分の考え方をさらに確立するチャンスで、
負けているときは「じっと堪えて待つ」ことができる力を確立するチャンスでもあります。

「退場」しなければ必ずチャンスはきます!

 

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