レートの壁

ドル円がすごいですね。
日本政府要人もこの変動を暗黙で了解しているようで、円安を牽制するような発言がありません。
ということでまさしくドンドン円安になっているということもあるかと思います。
僕は押し目を狙って待っているのですが、

「押し目待ちに押し目なし」

みたいに言われますが、僕が待つ押し目にならずひたすら上昇しています。。。
ということで自分の好きな形にならない以上はエントリーはしません。
もちろん、これだけ動いているので「ものすごく」儲かっている人もいるとは思いますが、
損している人もいるのだと思います。不思議ですね・・・

ということで、代わりといってはなんですが、ユーロドルでは自分の「鉄板」が何度もでているので「そこで」獲っています。
このように「トレードをしない」、「鉄板トレード」のメリハリをつけなければ、どんなに「良い」トレードをしたとしてもほとんどの場合は「悪い」トレードの損失が大きくなってしまうものです。
結局どれだけ

「pipsを獲ったか」

ということではなく

「いくら利益が出たか」

ということが大切なのです。。

前置き(笑)が長くなってしまいましたが、前回は時刻の壁ということで、相場はその時刻によって動く場合があるということを話しました。
同じように相場はレートによって動く場合があります。
どういうことかというと例えばレートが

・・・0, ・・・5, ・・・10

というような「切り」のよい数字の上下にはストップ等の注文が入る確率が高く、当然そのようなレートでは相場が「動く」可能性が多いわけです。
そしてこれらの「切り」が大きければ大きいほどその「壁」は大きなるわけです。
1.0000というようなパリティといったものがありますが、「パリティ割れ」とか話題になることが多いですが、まさしく「レートの壁」です。

もちろん、チャートが反転するというような大きな動きになることは少ないかもしれませんが、
デイトレードのような短期トレードにおいてはそのちょっとした動きでも利益になるか損失になるか全く結果が異なってくるので、
「そのようなものがある」という認識を持っているだけで

・早めに利食いしたり
・損切りを「壁」の向こう側に置く
・「壁」周辺ではエントリーを見送る

とかエントリー時にもそれを考慮することもできるわけです。
ということで、今回は「前置き」が長くなってしまいましたが(笑)、相場が動く様々な要因を常に考えること大切ですね。

 

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