ボラティリティ

ギリシャ問題、ひとまず合意でギリシャEU離脱というシナリオからは逃れたようではあります。
ここで個人の意見を言っても仕方がないので(求められていないと思いますし・・・(笑))FX関係以外の政治観等は話しません。。
ということでFXに関しても

「ギリシャ問題でどうなる?」

ということで色々な人が色々なことを言っていたわけですが、、僕はユーロに関しては結局上下に大きく動きましたが今までと同様に下落傾向という見方で変わりはありません。
今回何を言いたいかというとボラティリティが大きい相場での考え方です。。

ユーロドル4時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/07/20150713EURUSDH4.png
大きな流れをみて下落傾向で1のラインを切ったらさらに下がるとみて注目していました。

ユーロドル1時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/07/20150713EURUSDH1.png
緑の長方形の部分ですね。。

ユーロドル15分足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/07/20150713EURUSDM15.png
EU会議での債務問題の合意のニュースでAのラインまで急上昇しました。
特に何のニュースがあったわけではありませんが、、、Bのラインまで下落して反発。(Bのラインは注目していた1のラインです)
次にCのラインまで戻りましたが(僕としてはもう少し戻ってほしかったのですが(笑))そこから戻り切れず下降。
で、再度1のラインを切ったところでショートしました。損切りはCのライン辺りです。

何の変哲もないエントリーですが、この15分足チャートをみただけではわかりませんが、ボラティリティが大きくBラインからCラインのPipsは350pips(MT4系)ほどでした。
僕はPipsで損切り等を固定するというようなトレードをしなく、チャートの形を重視するのでそのときのボラティリティによって損切りの幅が変わる場合があります。
(※もちろん、自分の損切りPipsになる地点までトレードをしないという方法をとる方もいると思います。)
今回は損切りが400pipsほどで、いつもの平均的な損切り幅よりも大きいものでした。

じゃ、どうするか?

以前のメルマガでも話したように相場は確率でリスクとリワードを考えることが大切です。
つまりロットを調整(小さく)しました。
最終的に400pipsほどで利確しましたが、同じ400pipsでもリスクとリワードからみれば1対1でまたロットも小さいので結局ボラティリティは大きかったですが、いつものエントリーとそんなに変わらなかった、、という結果でした。

ボラティリティが大きいということは差益を得るチャンスです。
ただ、このようにその相場のボラティリティによって同じ400pipsでも意味が違ってくるわけで、何も考えずにいつもと同じロットにしたり必要以上に小さいロットにしたりするとその差が最終的に残る利益の差になってくるということですね。

今回は以上です。

 

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