トレードをしない8

今週はちょっと動きが安定しないですね。。
僕はそうですが、「自分がトレードをしたい!」って思うとき以外トレードはしない方がいいです。

・トレードしなくちゃ!
・エントリーどうしようかな~

なんて時にはなぜか負けるときが多いものです。
そういうときには獲物を狙うハンターのようにじっと息を潜めてチャンスを狙う時間をもつことが逆に獲物を逃さない方法のひとつでもあります。

今回はチャート自体にも今が「そのようなとき」ということを示すものがあります。

ユーロドル日足1
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/07/20150721EURUSDD1_1.png
ずっと下降トレンドで少しレンジ気味になっています。
これはECBの金利政策がコンセンサスであった相場からギリシャ問題を発端にしての動きでした。
そしてギリシャ問題がひとまず落ち着きを見せ始めている今、チャート上では前回の大きなサポートライン1(緑の矢印)まで進みました。
ここでは少なからず反発はするかなと思っていたのですが、、、その部分を拡大したものが次です。

ユーロドル日足2
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/07/20150721EURUSDD1_2.png
水色の丸の部分ですね。
このローソク足の実体がほとんどない状態を同時線と呼んでいますが、このようなローソク足が示現した場合は

・強く反発
・もう一回同時線
・さらに大きなトレンドになる

というように次足で何らかの変化が起こることが多いです。
また、今回の同時線が示現したのは日足なので(今回はそれほどボラティリティが高くはなかったのですが)その日は上下にフラフラしていたということがわかります。

このように同時線がある場合にはトレードをしない、また特に上位足での同時線には気をつけることが大切です。
そしてこの同時線はブルとベアの力が均衡しているということなのでその均衡が崩れた場合にはどちらかに大きく偏ることが多いということです。

今回、僕はそのような事柄を頭に入れながら大きな流れから戻りを待ちエントリーチャンスを待っていたのですが、予想通り反発し戻りはしたもののそのまま戻り続けてしまった(笑)という状態でした。
買いエントリーも考えられたのですが、結局ノーエントリーです。
ただ、ノーエントリーが問題だったと思っているわけではなく最終的に利益が残っているかどうかが重要だと思っています。

これからのユーロドルですが、ちょっと流れが変わっているような雰囲気を持っていて単純に下がったから追っかけて・・・というようなトレードは厳しいかなと思っています。
また日足レベルでの反発をしている状態なのでもう少しレンジ状態を見ながら、大きな反発もあるかなと思っています。
もちろん、ユーロドル日足1図のサポートラインを切ってきたらまた一段と下降すると思うのでしっかりついていきたいですね。

今回は以上です。

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