分割注文・分割決済

今回は分割注文・分割決済の話をしたいと思います。

分割注文というとナンピンとか色々な概念が出てきますが、ナンピンの良しあしについてはまたはの機会ということで、、、
今回は単純に「分割」ということに焦点を当てたいと思います。

トレードをしていて利益がのっているとどうしても早く確定したい!
これは人間の心理的なものでプロスペクト理論という理論にもなっているものですが、相場はそんなことはお構いなしに上下自由奔放に(笑)動くわけです。
そんな不確定な中で

「建玉を分割してリスクを分割」

するという考え方が大切になります。
今回は単純に「分割」ということで1回のエントリで同じポイントに複数の建玉を入れることを考えます。
(※注意 ご使用のチャートプラットフォームによっては1つの建玉を複数に分割して決済できるものがある場合もありますが、今回はMT4などの分割決済の機能がないチャートプラットフォームについて話します。)

2015 6/19 ドル円 15分足です
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/06/20150619USDJPYM15.png

鉄板ですね。。。(緑の長方形)
もちろん、エントリーしたわけですが、、、このとき上の分割注文で同じポイントに複数の注文を入れました。

後から見ればこれだけ単純に下がっているので途中で決済なんて考えないだろ?
と思うかもしれませんが、デイトレードのような短期トレードをしているので一瞬の油断で10pipsなんてのは簡単になくなってしまいます。
それが、いずれ利益の差に繋がっていきます。
ということで、こんなチャートでも「反発したら利確」って心のどこかでもちながら(笑)ずっとチャートをみているわけです。
また、動きが不確定なわけですからこれ以上下がらないだろ、、、と思って利確しても、さらに何倍も下がって・・・なんてことがあるわけです。
そんなときに複数の建玉があれば

とりあえずひとつ決済

ということができます。
これで下がってくれれば更に利益、、また反発すればまた決済、、という選択肢が広がります。
また、思ってなかっのにどんどん利益になってくれた(嬉)なんてこともあるわけで、逆にそういうトレードも利益を増やすためには絶対に必要になります。
だって、「どこまで動くか」なんてことは「誰にも」わからないのですから。。

以上、今回は簡単な分割注文について話しましたが、最初に話したようにナンピン等様々なテクニックもあるのでそれについてはまた話したいと思います。
確率や統計を考えて自分なりのテクニックをトレードに組み込んでいくことが大切ですね。

【ワンポイント】
MT4では分割注文という機能がなく、一つの注文を複数繰り返すということになるのですが、チャートが動いている場合にはその間に数pip動いてしまうなんてことがあると思います。
世の中でスプレッドxx銭!!なんて、こだわっている人は、注文に要する時間は命とりですよね。で、僕はもちろん(笑)

「KMFXOrderController」(※http://kmshimomura.com/?p=1901)

を使っています。
このアプリで分割注文・分割決済はもちろん通常注文・インディケータの組み合わせでアラート・自動注文等ができます。
興味のある方はお試しください。。。

 

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トレードをしない5

前回の
メルマガで「これで単純に円高トレンドになるとは考えにくく、またある程度長いレンジ状態になるんじゃないかなと。。。」
とお話しましたが、ドル円、実際に現在までフラフラしてますね。。
大きいレンジを形成している場合には上下で逆張りという考え方もできますが、小さいレンジ(ボラティリティが小さい)場合は僕はトレードをしません。
そこで、

「大きい・小さいをどのように判断するのか」

ということになりますが、それは個人のトレードスタイルにもよります。
例えば中期トレードで50pip~100pipsとるようなスタイルの人が上下50pipsのレンジの相場では利益がでないわけですが、
同じレンジでも2,3pipsを抜くようなスキャルピングスタイルであればトレードする意味があるわけです。

小さいレンジでロットを上げてトレードするリスクは以前から「トレードをしない(シリーズ)」でお話している往復ビンタとか、
逆方向にブレークアウトした場合の損切り等が挙げられますね。
そのリスクをとってトレードをするほどの相場であるかを判断することが大切で、また一番確実な方法が

「トレードをしない」

ことなのです。

レンジでもボラティリティが大きい場合にはエントリーして差益をとれる可能性が高くなります。
また大きいレンジの場合はそのレンジを構成している時間足のチャートよりも短い時間足のチャートではトレンドを形成していることが多いです。
ただ、ボラティリティが大きいわけで・・・大きく逆に動くことだってもちろんあるわけですが、
そもそもFXは差益で利益をとるものですから

「ボラティリティがなければ利益はとれない」

のでそこのリスクをとってエントリーをするわけです。
僕の実際のトレードとしてはドル円ではエントリー無しで・・・その代わりではないですが(笑)ユーロドルが結構動いてくれました。。
ユーロドルの相場観としては4時間足での収縮気味のレンジとみていましたが基本的には上目線だったので、全トレード「買」でした。
ただ、レンジなので・・・大きくトレンドをとるというよりも押したところを丁寧に拾ってチャートポイントで利確するというようなトレードになりました。

また現時点の相場のコンセンサスとしては直近では今晩のFOMCで米利上げが早まるかということに争点になりそうですが、
特にその時期が限定されるような発言がでるとは考えにくいのでここからトレンドが発生する状態にはなりにくいのではと思っています。
もちろん、上下に揺さぶるような輩がいるかもしれないので(笑)僕としてそういう相場には飛び込まないようにしています。。。
それからユーロ圏ではギリシャの問題も、どちらに転ぶかは現在なんとも言えない状態なので常に大きな動きに注意していこうと思います。
ワンポイント
ボラティリティが大きい相場はもちろんリスクは高いですが、ボラティリティが無ければ利益はでないのです。
だからそのリスクとリターンを常に考え自分のトレードスタイルにあったボラティリティを考慮してエントリーすることが大切です。
xxpipsのボラティリティのときにエントリーしなさい・・・なんて他人から教わったことは一度もなく全て自分のトレード記録から
勝率・トレード時間・パターン等を解析して自分なりに得たものです。
「自分にあったトレードスタイル」なので「自分にあったボラティリティが他の人は合わない」なんてことは当然あるわけで、
それは人から教えられるものではなく自分で身に着ける必要があるということなんですね。。

 

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口座開設された方ありがとうございます。
kmshimomura.com LAND-FXユーザー様専用の追加特典は随時更新する予定ですので更にお楽しみに。。
一緒に稼ぎましょう(笑)
また何かご希望があればお気軽にお問い合わせください。
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鉄壁の守り

以前、「ドル円で日本政府要人が円安を牽制する発言がないことにもより急激な円安が進んでいる」とこのメルマガでお話しましたが、
きましたね~、政府ではありませんが日銀ドンからの発言。。一気に円高に振れました。
ただ、これで単純に円高トレンドになるとは考えにくく、またある程度長いレンジ状態になるんじゃないかなと。。。
ま、いつも言っていますがそんな「他人」の予想で動くのではなく特にデイトレードなんかは今、現在のトレンドの動きについていくのが一番取り易いと思います。

今回はこのドル円ではなく(笑)ユーロドルです。

1時間足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/06/20150610EURUSDH1.png

強い上昇トレンドの後調整がはいりMA20をサポートにして小さいチャネルのトレンドを形成しています。(緑の長方形)
そして前回止まっている茶色の辺りにレジスタンスがあるように見えました。

15分足
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/06/20150610EURUSDM15.png

1,2のチャネルが形成されていたのでチャネル下限2に引きつけての押し目買いを狙っていました。
で、ロンドン入り時間前に○のローソク足で一旦チャネル1を上抜けしました。
ここではその目の押しが弱かったのでエントリーしていませんでした。
そして次足でロンドン入りで一気に下限2まで下落しました。
またその次足の下限2での反発を確認してロングエントリーしました。(緑の矢印)

チャネル上限を抜けましたが、再度押しが入る状態が見えたので1ポジションを決済。
で、レジスタンスライン(青)に近づいて上値が重くなっていたところ(青の矢印)で決済しました。
本当は茶色のレジスタンスラインを見ていたのですが、青のラインでビビッて利確してしまいました、、これは反省です。
(※分割エントリー・分割決済という手法をとっていますが、これはまた別の機会の話で。。。)

ちょっと、早く利確してしまったことを除けば・・・思った通りの動きで取れました。

ん?今日の表題「鉄壁の守り」じゃなかったっけ?

と思った方はさすがです。。
今回のような「勝ったよ・xxpipsとったよ」なんてことは誰でもあることです。
今回ももちろん僕のパターンでエントリーしていますが、極端なことを言えばどこで入っても結果的に利益になっていれば後でどんな理由だってつけられるわけです。
ここ数日の相場の動きが急激な上昇や上、下ウロウロというようなちょっと僕にとってはとりずらい相場でエントリーしてもBreakEvenが多かった。
ただ、「そこ」が重要でどれだけ利益を残すためには無駄な負けを減らすかということが鍵になってきます。
その鍵がとても難しいものだと思っています。
つまり、「鉄壁の守り」は手法というよりも個人の感覚も多く「xxの数値がxxで、xxの数値がxxになったらBreakEven」というようなものではないのです。
また、いずれその僕なりの感覚というものもそれは感覚ですから「これ!」と説明するのは難しいですが、話していこうとは思っています。。。
(※その感覚はメルマガでとりあげている内容の中に知らずに入っているものもあると思いますので何かしら感じてくれたらありがたいとは思っています。)

そしてこのような自分なりの感覚を身に着けるにはとにかく検証と練習を繰り返すことです。
やっぱり過去の膨大なチャートを見ていると無意識に頭の中にインプットされるものもあります。
自分の数秒、数分という時間をとにかく節約して勉強する、、、原始的ですが(笑)最終的にはそこなんじゃないかなと思います。

PS.
現在、

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です。
複数の特典もあり、さらにこれからもユーザー様だけの特典を増やす予定です。
特典ではアプリケーション・その他の情報等ユーザー様に有用と思われるものを発信します。
この機会に是非お試しください。。。

 

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KMShimomura.com LAND-FX キャンペーン

今日の雇用統計は予想を大幅に上回りました。
年内利上げの予定からさらに利上げが早まる可能性も出てきました。
最近のドル円の上昇も激しく(笑)目が離せませんね。。。
今回は成長著しい海外FXブローカーの「LAND-FX」をご紹介します。
今、「XM.COM」という海外ブローカーが有名ですが「XM.COM」はスプレッドが高いという理由もあり、
僕のリスク分散のFXブローカーとして選択はしていませんでした。
「OANDA」はスプレッドが安く、リクォート等もなくサーバーもある程度安定しているのですが、
あるロット以上の取引をしないと「両建て」ができない等の不満がある方もいるかとは思います。

その他、複数のMT4取引のできるブローカーを検証の結果、この「LAND-FX」と提携することにしました。
そこで、「LAND-FX」口座開設キャンペーンとして

KMShimomura.com アプリケーションセットhttps://www.dlmarket.jp/products/detail/310288

を無料でご提供させていただくことにしました。
このセットは
【KMFXトレード日記帳】
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で 3,980円 → 無料 になります。
現在、KMShimomura.com製品の購入を検討していただいている方も、いずれかの製品をすでにご購入いただいている方も
「LAND-FX」での入金キャンペーン等複数のボーナス特典もあり、とてもお得なキャンペーンとなっています。

詳しくはこちらです。
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興味のある方は是非どうぞ。

これからも、ユーザー様に有用と思われる情報を発信していく予定です!

 

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レートの壁

ドル円がすごいですね。
日本政府要人もこの変動を暗黙で了解しているようで、円安を牽制するような発言がありません。
ということでまさしくドンドン円安になっているということもあるかと思います。
僕は押し目を狙って待っているのですが、

「押し目待ちに押し目なし」

みたいに言われますが、僕が待つ押し目にならずひたすら上昇しています。。。
ということで自分の好きな形にならない以上はエントリーはしません。
もちろん、これだけ動いているので「ものすごく」儲かっている人もいるとは思いますが、
損している人もいるのだと思います。不思議ですね・・・

ということで、代わりといってはなんですが、ユーロドルでは自分の「鉄板」が何度もでているので「そこで」獲っています。
このように「トレードをしない」、「鉄板トレード」のメリハリをつけなければ、どんなに「良い」トレードをしたとしてもほとんどの場合は「悪い」トレードの損失が大きくなってしまうものです。
結局どれだけ

「pipsを獲ったか」

ということではなく

「いくら利益が出たか」

ということが大切なのです。。

前置き(笑)が長くなってしまいましたが、前回は時刻の壁ということで、相場はその時刻によって動く場合があるということを話しました。
同じように相場はレートによって動く場合があります。
どういうことかというと例えばレートが

・・・0, ・・・5, ・・・10

というような「切り」のよい数字の上下にはストップ等の注文が入る確率が高く、当然そのようなレートでは相場が「動く」可能性が多いわけです。
そしてこれらの「切り」が大きければ大きいほどその「壁」は大きなるわけです。
1.0000というようなパリティといったものがありますが、「パリティ割れ」とか話題になることが多いですが、まさしく「レートの壁」です。

もちろん、チャートが反転するというような大きな動きになることは少ないかもしれませんが、
デイトレードのような短期トレードにおいてはそのちょっとした動きでも利益になるか損失になるか全く結果が異なってくるので、
「そのようなものがある」という認識を持っているだけで

・早めに利食いしたり
・損切りを「壁」の向こう側に置く
・「壁」周辺ではエントリーを見送る

とかエントリー時にもそれを考慮することもできるわけです。
ということで、今回は「前置き」が長くなってしまいましたが(笑)、相場が動く様々な要因を常に考えること大切ですね。

 

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時刻の壁

5/28(木) のトレードは自分の好きなポイントがなくそれでも一度だけエントリーしたのですが、
やはりBreakEvenに終わりました。。。
今回は「トレードの時刻」についてです。

FXには複数の市場があります。その市場ごとに参加人数も違えばその性質も変わってきます。
ブログではこの辺りのことを簡単に記事にしていますのでご覧ください。

http://kmshimomura.com/?p=1339

今回は実際にその市場をトレード時にどのように考えているか話したいと思います。
僕の場合、オセアニア、東京時間、、、これは難しい。。というのは東京時間の特徴として

・ボラティリティが少ない
・トレンドが発生しにくい(レンジになりやすい)

という特徴があると思っています。
(※もちろんレンジを想定して逆張りをしたりロット数を上げたりという人もいるかもしれませんが、これは「僕のトレード手法では」利益を取りずらいということです。)

ということでやはりFXは価格差を利益に変えるものですからある程度のボラティリティのある
ロンドン時間・ニューヨーク時間にトレードチャンスがある場合が多いです。

ブログでも書きましたが、まず大切なことがロンドン時間、ニューヨーク時間に入る前にはこれまでの流れ(トレンド)を一旦打ち消すような動きに入ることが多いです。
例えば東京時間で上昇トレンドだったときに、15:00(夏時間)からロンドン勢が入りだすときには逆に動く(下落)ことが多くまたボラティティも一気に上がる場合が多いので東京時間で数時間かけて積み上げた上昇トレンドが数分で「0」になるというようなことがよくあります。
ニューヨーク時間も21:00前に同じような動きになることがよく見られます。

この動きは「大口の参加者が利益を得たい」と考えたときにどのようなトレードをするかを考慮すると納得がいきます。
例えば、簡単に考えると大口参加者がエントリーしようと思っているときにその時点で上昇トレンドだったときにロングでエントリーをしても
「追加のロング参加者」がいないので上昇するのは自分のエントリー分だけということになってしまいます。
そこでトレンドとは逆(この場合ショート)のエントリーをすることで小さい参加者を損切りさせます。
このように安くなったところで買うことができるというわけです。

「他人の損切りは自分のチャンスになる」

ということなのです。
つまり、いつもどの値になったときに誰が困るのかまた得をするのかということを常に考えることはとても大切だと思います。

ということで、ボラティティが高く(動く)なるわけだから、このような動きを利用することも考えられるし、逆に避けてトレードしないということも考えられると思います。
僕は上のようなことを考えながらこの動きを「利用」します。
ただし、この動きは大多数の参加者と同じ動きではないので、すぐに反転することも考えられますので自分の考えと逆にいけば通常のエントリー以上に早く手仕舞いをします。

同じような例として一気にボラティリティが高くなるのが指標発表時です。
指標発表時といってもその動きはある節目で止まったりすることが多いのですが、この場合は僕は逆にエントリーしません。
エントリーしないどころか指標発表前にポジションがある場合には手仕舞うことが多いです。
長期・中期のトレードでは特に必要ないかもしれませんがデイトレードのような10pips,20pipsの積み重ねのトレードで
一瞬のうちにそのくらいのpipsを上下する指標発表はただのギャンブルです。
できる限りギャンブル性を無くし、優位性のあるトレードを積み重ねるというのが僕のトレードなので指標発表を期待してのトレードはあり得ないということです。

もちろん、実際にトレードする参加者は「誰がどのようにトレードしている」なんてことは誰もわからないので、上のようなことも全て僕の想像です。
ただ、チャートには(特にリアルタイム)参加者の心理が少なからず反映されているものだと思うのでその心理を読むことが自分なりの優位性の発見にも繋がるものです。

 

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トレードをしない4

今回は「トレードをしないシリーズ」(笑)です。

ユーロドル1時間足です。
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/05/20150526EURUSDH1.png

明らかに下降トレンドです。
長方形の部分に注目してください。

ユーロドル15分足です。
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/05/20150526EURUSDM15.png

今回は説明の為、ボリンジャーバンドをのせてみました。
1.の長方形部はボリンジャーバンドが収縮して完全にレンジ相場です。
またレンジ上下限の差は200pipsほどしかありません。
よくレンジの上限または下限で逆張りして、またボラティティが小さい場合はロットを上げて・・・ということを聞きますが、
同じレンジでもこのような「ボラティリティ」が小さく上昇・下降のローソク足が入り混じっているような相場では僕はエントリーしません。
一番怖いのは以前のメルマガでも紹介しましたが、レンジになっているときの上下での「往復ビンタ(悲)」ですね。
もちろん、もっと小さい足で見れば(1分足等)トレンドになっていることがあるかもしれませんが、「自分のトレードスパン」というものがあるのでその手法に合わせて15分足でみた場合に「レンジ」と判断しているわけです。
だからこのままずっとレンジが続けばエントリーはできないのですが、ずっとレンジになることも「絶対に」ありません。
ただ、その期間が数時間、または数日、それ以上になるかもしれません。そのときは・・・・エントリーしないだけです。。。
これだけで、余分なエントリー(負け)が少なくなります。

ちなみに今回のテーマではないのですが、2.の長方形ではガバっとボリンジャーバンドが開き一度戻ってからの再下降、、という鉄板チャートだったでした。
もちろん、迷わずエントリーしました。。。これも鉄板を作るということが大切だということです。
(※僕は普段はボリンジャーバンドはチャートに表示していないのですが、それは出来るだけ余分な情報を排除したいという考えからそうしています。
もちろん今回のようにボリンジャーバンドだけでなくその他のインディケータが表示されていた方が分かり易い場合もあると思います。
僕はそれは個人の自由で「自分」が納得いくものを使えばいいと思います。。。)
【ワンポイント】
僕はブログにも書いていますが、「どれだけ勝つか」という前に「どれだけ負けない」かということが大切だと思っています。
利益が残っていくのは、本当に紙一重で極端に言えば例えば101万円勝って、100万円負けても1万円の利益です。
この1万円が積み重なっていけばどんどん利益は増えるということになりますが、この「余分な」100万円の負けが多くなるとどんどん資産が減るということになります。
FXは確率の世界なので、全部勝ち続けることは「絶対に」できません。
ということで「どのように負けるか」ということを追求することも逆に利益を残すために必要なのです。

 

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鉄板トレード2

今回は、また鉄板トレードということで紹介します。

まず、ユーロドルの4時間足です。
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/05/20150521EURUSDH4.png

4時間足では上昇トレンドです。
反発するとしたら△のラインかな、、と思って押し目買いを狙っていました。

次に1時間足です。
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/05/20150521EURUSDH1.png

思った通り△ライン付近でトリプルボトムをつけ、1.のレジスタンスを超えてきました。

次に15分足です。
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/05/20150521EURUSDM15.png

ロンドン入りでフラッグを下抜けしてきましたが、これがダマシとなって再度上昇してきました。
再度1.のライン(※1時間足)を抜けてきた矢印でエントリーです。
損切りは同足の下値です。

結果的には+300pips(MT4単位)ほどでした。
全てとても「素直」な動きでした。

今現在(05月21日 20:30)また4時間足を見てもらうとMA21がすぐ上にあり、このまま上昇するというような感じではなく、少し様子を見ている状態です。
もちろんこのまま上昇するかもしれないし、また4時間足△のラインに戻るかもしれないし・・・デイトレードはその動きについていくだけです。。。

自分の「鉄板」というものは人によって違うと思います。
今回は長期で少し大きい調整が入ったので中期・長期のトレード手法の方は損切りまたは利益がかなり減ったという方もいるかと思います。
逆に僕のようなディトレード主体の方は「その調整」は結構大きな下落トレンドだったのである程度の利益は取れたのではないでしょうか?
僕は人の手法に対して正しいとか間違っているということはいう事はできませんが、その変わり自分の手法に対して自分に対しては正しいと思ってトレードしています。
ということで、みなさんがそれぞれ自分の「鉄板」というトレードを認識することが大切ということですね。

PS.
kmshimomura.comではfx-on.comというサイトでもアプリケーションを販売させていただいていますが、今回僕の記事

「僕がトレード日記を書く理由」(http://fx-on.com/news/)

が注目記事になっています。(5月21日現在)
興味のある方はどうぞ。。。

 

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KMFXトレード日記帳 アフィリエイト

今回は「KMShimomura.com」で販売中の「KMFXトレード日記帳」のアフィリエイトのご紹介です。

DLMarket様(https://www.dlmarket.jp/affiliate/)でダウンロード会員登録済の方はブログ・ホームページにアフィリエイトリンクコードを貼るだけです。

アフィリエイト率は20%です!!

(※といってもアプリケーション本体の値段が数万円というものではなく、格安なものなので報酬も数百円になってしまいますが。。。)

「KMFXトレード日記帳」は今でも機能追加・充実に力を入れています。
既にご購入されている方でも他にユーザー数が増えるとさらに感想・要望を聞くことができるのでより良いものを使うことができます。
(※もちろんご購入済みの方に対して追加費用はありません。)

もしかするとユーザー様のアイディアで僕が考え付かなかったような素晴らしい機能が追加される可能性もあるのです。
綺麗ごとではなく実際に貴重なお金をお支払い・ご購入・使っていただいているそのようなユーザー様のお声が応援になっています。
またこのアフィリエイトがユーザー様への還元にもなれれば、それは「KMShimomura.com」のコンセプトでもあります。

これからもよろしくお願いいたします。

 

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鉄板トレード

「トレードをしない」ということのメリットを何度か話していますが、じゃ、いつトレードするの?っていうことで、今回は「このパターン」になったら「必ず」エントリーするという「自分なり」の鉄板を見つけるという話です。

もちろん、必ず勝てる、、というルールはないのですからそこでエントリーしたからといっても負けることはありますが、
自分なりの検証で○○という形になったら勝ちやすい、、という結果が出ているのですから、そこで負けたらしょうがないと割り切れるのです。
またこの勝ち「やすい」ということがいうことが大切で少しでも優位性の偏りがある場面でのトレードを繰り返すことが利益にも繋がります。

今回は、僕の「鉄板のひとつ」のトレードを紹介します。考え方的には相場の参加者の「力の均衡」を考えて、今どの勢力が強いのか、またこれからどのような勢力が参入する可能性があるのか、ということを考えてトレードするということです。

まず、オージドルの1時間足です。
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/05/20150515AUDUSDH1.png

1.で強い上昇で高値を付けた後、
2.で高値更新を狙うが抜け切れず下落したが下値を割らずに上昇したが、
3.で上昇し切れずに下落、
また2.の位置をサポートとして何度か上をトライしたが今度はMA20をレジスタンスとして頭を抑えられた形です。
次に15分足です。
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/05/20150515AUDUSDH15.png
上値を切り下げています。
さらに15分足の拡大です。
http://kmfxinfomm.kmshimomura.com/wp-content/uploads/2015/05/20150515AUDUSDH15_2.png

2.のチャネルを形成して1.前回高値の1.を目指しています。
ただ、紫線(1時間足のMA20)とチャネルが交差した辺りで抵抗になっているのがわかります。
このとき東京時間ので午前10時前で豪の指標は控えていませんでした。
ということで矢印でショート、損切りは1.の少し上です。

結果的には、400pips弱(※MT4系の単位で表記しています)くらいの利益で決済しました。
その後さらに値は下げましたが更に上位の4時間足では上昇トレンドで抵抗となる可能性のある4時間足のMA20の付近の攻防もあったので、再エントリーはできませんでした。

結局この日はドル円ではエントリー無し、ユーロドル・ユーロ円で何度かエントリーをしましたがいずれも伸びずに微増(ほぼBreakEven)という形に終わりました。

今回はもちろん、このオージードルの下げを予想していたわけでもないし、期待していたわけでもありませんが、
FXは確率なのでエントリー後にどうなるかは誰にもわからないのです。
だから、小さな勝ち負けを繰り返して「たまに」あるこのようなある程度大きな利益をしっかりととるというスタンスが大切だと思います。
そして自分が自信をもってエントリーできる「鉄板の形」というものもつということが大切です。

 

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